Excelでマクロを実行しようとしたとき「このブックでマクロが使用できないか、またはすべてのマクロが無効になっている可能性があります。」というエラーが表示されることがあります。このページでは、このエラーの原因と解決手順を説明します。
マクロの設定を開く
開発タブが表示されている場合は、「開発」⇒「コード」⇒「マクロのセキュリティ」を開きます。開発タブが表示されていない場合は、「ファイル」⇒「オプション」⇒「トラストセンター」⇒「トラストセンターの設定」⇒「マクロの設定」を開きます。
※Excel2019以前では「セキュリティセンター」の表記がされていました。
マクロの設定を「警告して、ＶＢＡマクロを無効にする」以上へ設定する
「警告して、ＶＢＡマクロを無効にする(A)」「ＶＢＡマクロを有効にする（推奨しません。危険なコードが実行される可能性があります）(N)」のいずれかを選択し、「ＯＫ」を押下します。
一度、Excelファイルを閉じましょう！
一度、Excelファイルを閉じましょう。設定を変更してもExcelファイルを開き直すまでマクロの実行はできません。
コンテンツの有効化をクリックする
「警告して、ＶＢＡマクロを無効にする(A)」と設定した場合、Excelファイルを開いたときに上記のような表示がでますので、「コンテンツの有効化」ボタンをクリックします。
【結果】マクロが実行可能な状態となります
補記：こういう時にもこのエラーは発生します
・ボタンや画像といったオブジェクトに設定したマクロ（プロシージャ）の名称を変更した場合
⇒ マクロの再登録が必要。方法がわからない場合、マクロの管理者へ相談すべきです。
解決しなかった場合は
技術的なトラブルは環境要因が複雑に絡み合うため、万能な解決策が存在しないこともあります。もし本記事で解決しなかった場合、エラーの「例外」として調査・回答しますので詳細をお寄せください。
停滞している時間を最小限にするため、コメントまたはお問い合わせには原則1営業日以内にレスポンスを返します。
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超助かりました。
コメントありがとうございます。励みになります。