LS000030_GoogleChromeで次の画面に進む

GoogleChromeで次の画面に進む LesserScraping

このページで紹介するメソッド

ブラウザの「前の画面に戻る」機能は手動でブラウザを操作する時にもよく使う機能だと思います。Webスクレイピングにおいてもサイトマップページを起点にそのWebサイトのページを走査するといった場合に・・使えなくはない機能です。しかし対になる「次の画面に進む」機能については手動でも誤って戻りすぎたときなどでしか使用する機会がなく、Webスクレイピングではなおのこと使用場面がない機能です。そんな「GoForward」メソッドについて解説します。

事前準備(LesserScraping)

chromeのプロファイルを作成済、かつ「LesserScraping」というクラスが用意されていることを前提に解説をすすめますが、何を言っているかわからないよという方は、まず初回記事を読んでください。

引数

このメソッドに引数はありません。

サンプルコード

Private Sub Test_LesserScraping_GoForward()
Dim Driver As LesserScraping: Set Driver = New LesserScraping
Call Driver.Start
Call Driver.MaximizeWindow
Call Driver.NavigateTo("https://funcref.com/lesserscraping/", 1500)
Call Driver.Click("LS000001_GoogleChromeを起動する", lsLinkText, 1500)
Call Driver.GoBack
Call Driver.Wait(2000)
Call Driver.GoForward
Set Driver = Nothing
End Sub

【結果】chromeで前の画面に戻ることができました

サンプルコードを実行すると、chromeが自動で立ち上がり当サイトの「LesserScraping」紹介ページへ遷移します。次にページ内から「LS000001_GoogleChromeを起動する」と名前の付いたリンク付きテキストを探し1番目をクリックします。遷移した先から「前の画面に戻る」機能を使って最初のページに戻り、2000ミリ秒(2秒)待機した後「先の画面に進む」機能で遷移先のページに戻ってきます。

業務用PCでスクレイピングするなら「LesserScraping」

業務用PCでExcelVBA(マクロ)からWebスクレイピングをしようとすると「Selenium Basic」の導入でつまずく方は多いです。当サイトでは劣化版Selenium Basicと呼べる「Lesser Scraping」を開発し無償で公開しています。

 

Comment