LS000026_GoogleChromeで右のタブへ操作を切り替える

GoogleChromeで右のタブへ操作を切り替える LesserScraping

このページで紹介するメソッド

「LesserScraping」では新しいタブを開くと操作中のタブが新しいタブへ切り替わります。また、元のタブへ操作を戻すには「SwitchToLeftWindow」メソッドを使用します。そこからまた新しいタブへ操作を移したいということがあります。このページではExcelVBA（マクロ）でGoogleChrome（以下chrome）の操作対象のタブを右のタブへ切り替える「SwitchToRightWindow」メソッドについて解説します。

事前準備（LesserScraping）

chromeのプロファイルを作成済、かつ「LesserScraping」というクラスが用意されていることを前提に解説をすすめますが、何を言っているかわからないよという方は、まず初回記事を読んでください。

引数

このメソッドには引数はありません。

サンプルコード

Private Sub Test_LesserScraping_SwitchToRightWindow()
    Dim Driver As LesserScraping: Set Driver = New LesserScraping
    Call Driver.Start
    Call Driver.NavigateTo("https://funcref.com/lesserscraping/", 1500)
    Call Driver.NewWindow
    Call Driver.NavigateTo("https://funcref.com/")
    Call Driver.SwitchToLeftWindow
    Call Driver.Wait(1500)
    Call Driver.SwitchToRightWindow
    Set Driver = Nothing
End Sub

【結果】操作対象のタブを切り替えることができました

サンプルコードを実行すると、chromeが自動で立ち上がり当サイトの「LesserScraping」紹介ページへ遷移します。次に新しいタブを開き、開いたタブで当サイトのトップページ（関数リファレンス）へ遷移します。そして操作対象のタブを元のタブに戻し、1500ミリ秒（1.5秒）待機し、また新しいウィンドウへ操作対象を移します。なお、右にタブがない場合は一番左のタブに操作対象が移ります。

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