この関数について
ExcelVBA(マクロ)で同じフォーマットのブックが複数ある。それぞれのブックには同じシート名のシートがあり、シートに配置された表を結合して、別のブックに出力する・・ということを少なからず求められることがあります。各シートの表を配列へ格納し、結合、出力シートに貼り付けみたいな動きをよくするため作りました。この関数は配列を結合して返します。
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使い方 ①引数
引数名 | 型 | 参照 | 省略 | 内容 |
---|---|---|---|---|
pre_table | Variant | ByVal | 不可 | 配列を結合する際に、ベースとなる配列を指定する。この配列のあとに次に指定する配列をつなげて(結合して)、返す。 |
post_table | Variant | ByVal | 不可 | 前に指定した配列に結合する配列を指定する。2次元配列を指定する場合は、前の配列と2次元目の要素数が一致している必要がある。 |
var_type_code | Long | ByVal | 可 | 返される配列の型を「VbVarType」で指定する。指定できる型は「CastArrayVariantToAnyting」関数に依存します。デフォルトはVariant型 |
base_index | Long | ByVal | 可 | 返される配列のBase(開始の要素番号)を指定できる。デフォルトは「1」 |
使い方 ②戻り値
状態 | 型 | 内容 |
---|---|---|
正常 | Variant | 結合した配列を返します。 |
例外 | Variant | 3次元以上の配列には未対応。空(未定義)の配列を返します。 |
エラー | Variant | ①配列の次元数が異なる ②2次元配列の2次元目の要素数が異なる ③未定義の配列を渡す 上記の場合は、未定義の配列を返します。 |
サンプルコード(クリックでコピー)
【結果】配列を結合することができました
サンプルコードを実行すると2つの配列にランダムな値を格納し、それらの配列を結合します。結合した配列の中身をイミディエイトウィンドウに出力します。
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