この関数について
ExcelVBA(マクロ)でファイルやフォルダを扱う場合によく使用される「FileSystemObject」は参照設定をするか、CreateObjectを使用する必要があります。どちらも記憶を頼って記述するには「FileSystemObject」の利用頻度も高いわけではなく、宣言の方法を毎度ネット検索に頼っている方は多いと思います。この関数は「FileSystemObject」の宣言ごと関数化しているため「FileSystemObject」の宣言や参照設定を意識することなくフォルダの存在確認をすることができます。
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使い方 ①引数
引数名 | 型 | 参照 | 省略 | 内容 |
---|---|---|---|---|
folder_absolute_path | String | ByVal | 不可 | フォルダの絶対パスを指定します。このフォルダが存在するかどうかを「FileSystemObject」の「FileExists」メソッドを使用して確認します。 |
使い方 ②戻り値
状態 | 型 | 内容 |
---|---|---|
正常 | Boolean | フォルダが存在する・・True、存在しない・・False |
例外 | Boolean | 例外は想定されていません |
エラー | Boolean | エラー処理は行いません |
サンプルコード(クリックでコピー)
【結果】フォルダの存在有無を確認することができました
サンプルコードを実行するとイミディエイトウィンドウにフォルダの存在有無が「True/False」で表示されます。サンプルはマクロが動作中のブックのパスの存在を確認しており、必ず「True」が出力されるように見えますが、未保存のファイルで実行した場合、パスの取得がうまくできず「False」が返されます。
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