この関数について
ExcelVBA(マクロ)を使用して業務の効率化をする場合、最も簡単で効果が大きい開発の一つがcsvファイルの加工です。条件分岐や繰り返し処理、テキストデータの入出力が理解できれば取引先企業のフォーマットに沿ったデータ作成や、自社のシステムに取り込むためのデータ加工といった処理は簡単につくることができます。この関数は文字列データをShift-JIS形式のテキストファイルとして出力(保存)することができます。
関数コピペ ~コードをクリックするだけでコピー完了!~
使い方 ①引数
■第1引数:taget_string
テキストファイルとした保存したい文字列をString型で指定します。
■第2引数:save_path
保存先のファイルの絶対パスをもString型で指定します。
■第3引数:over_write
保存先のファイルが既に存在する場合、上書きするか、エラーとするかをBoolean型で指定します。True ・・・ 上書きする False ・・・ エラー 指定しない場合、Trueを渡したものとみなします。
使い方 ②戻り値
保存の成否をBoolean型で返します。True ・・・ 成功 False ・・・ 失敗
サンプルコード(クリックでコピー)
拡張子の指定
初心者向けの説明ですが、サンプルコードではテキストファイルを「.txt」の拡張子(ウィンドウズのテキストドキュメント)で保存しています。取引先とのデータのやりとりや、システムに取り込むファイル形式はcsvであることは多いです。保存するときのファイル形式を変更したい場合は、第2引数の絶対パスの最後(拡張子)を「.txt」から「.csv」などに変更します。
【結果】文字列をテキストファイルとして保存できました
上記サンプルコードを実行すると、マクロファイルと同じ階層に「Test_WriteTextInSJIS.txt」というテキストファイルが保存されます。サクラエディタで開くと文字コードが「Shift-JIS(SJIS)」となっていることがわかります。
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