EB000010_VBAエキスパート(ExcelVBAベーシック)合格講座/第十回:マクロの実行順序

VBAエキスパート(ExcelVBAベーシック)合格講座/第十回:マクロの実行順序 ExcelVBA Basic

このページの内容について

このページは、VBAエキスパート(ExcelVBAベーシック)試験合格講座の第十回記事です。公式テキスト第3章「モジュールとプロシージャ」と第10章「マクロの実行」の内容について解説します。自分でも手を動かしながら読み進めてください。

マクロの実行順序

プログラムの基本構成

プログラムは「順次処理」「分岐処理」「繰り返し処理」の3つを基本構成として記述されます。分岐処理と繰り返し処理は後の記事で解説をします。

順次処理とは

プロシージャ内に記述されたコードは原則として、上から下に向かって1行ずつ順番に実行されます。これはExcelVBA(マクロ)に限らないプログラミングの基本であり「順次処理」と呼びます。

サンプルコード(クリックでコピー)

Private Sub Test_SequenceProcess()
Call MsgBox("メッセージを表示する関数です。")
Call MsgBox("2つ目のメッセージです。このメッセージが先に表示されることはありません。")
End Sub

実行結果

このサンプルコードを、100回実行しても1,000回実行しても2番目のコードが先に実行されることはありません。これがプログラムの順次処理です。

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当サイトでは、オデッセイコミュニケーションズ社が運営する試験であるVBAエキスパートExcel VBA ベーシックExcel VBA スタンダード)の出題範囲をベースに用語や各種関数の解説などを行っています。試験合格に向けて必須と言われる公式テキストに沿って解説をしています。受験をするか悩んでいる方、テキストとは別視点の解説を見てみたい方、受験はしないがExcelVBA(マクロ)に興味がある方へ向けた記事です。

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