関数リファレンス

関数リファレンス

F0000005_配列をHTMLのscriptタグに埋め込み可能なJSON形式のデータにして返す

「.html」ファイルは、インターネット上のWebサイトで使われるテキストの形式(もしくは拡張子)という認識が一般にあると思いますが、ブラウザで閲覧することが可能なテキスト形式であると考えると、例えば、組織内の共有フォルダへHTMLファイルを配置し、ブラウザにお気に入り登録してもらうと簡易的なポータルサイトのようなものとして運用することもできます。会社への申請が不要なものですべて作ってしまうExcel職人ならではの発想ですが、私の経験上、これは結構ウケが良いです。前置きが長くなりましたが、コンテンツを用意してHTMLファイルとして公開してもコンテンツの更新を手動で行うのは大変です。やはり、ExcelVBA(マクロ)を使用してコンテンツの自動更新がしたいと思い、この関数が生まれました。いずれ紹介するFTP系関数と合わせるとWebサイトの更新も使えます。関数リファレンスの根幹を成す関数でもあります。
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F0000004_指定ミリ秒数マクロの動作を停止する

マクロの動作中に処理を中断したい場合はいくつかあると思います。開いたファイルが正しいかどうかを実行者に判断させてから次の工程へ進む、フォルダ作成やファイルの保存が完了するのを待ってから次の操作を実行する・・など。この関数は、主に、スクレイピング(Webシステム等の自動操作)などでサーバーからの応答を待つときに使用します。もちろんそれ以外の停止動作としても使えますが、解決したい事象にあう方法を選択しましょう。
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F0000003_マクロ実行者のデスクトップパスを取得する

ExcelVBA(マクロ)でなにかの処理を自動化したとき、ほとんどの場合、出力先はExcelのシートになるかと思います。しかし、ExcelVBAは単なるExcelの処理自動化の手段にとどまらず、様々な関数を使用することで、高級なプログラミング言語に負けず劣らずなRPAツールを作成することができます。その際、出力先はExcelのシートにとどまらず、例えば特定のWebページからダウンロードしてきたデータをダウンロードフォルダに配置したり、ユーザーに選択させたcsvファイルを加工して結果をデスクトップに保存したり、という処理が多くなります。前置きが長くなりましたが、出力先の指定において、マクロ実行者のデスクトップパスを取得することは非常に重要で、最も(私の)使用頻度の高い関数のひとつです。
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F0000002_文字列に含まれる特定のワードの出現回数を返す

No2にもってくるほど使用頻度も重要性も高くない関数です。サイト作成当時に対応していた案件で必要になったので作成しました。htmlのソース(「Ctrl+U」で出てくる)データの操作をするときに特定のタグ<a>とか<p>とか<span>とかの出現回数を調べたりということに使えます。
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F0000001_ユーザーフォームに最小化/最大化ボタンを表示させる

ツール作成において、ExcelVBA(マクロ)を使うことの利点の一つは、ユーザーフォームにあるかと思います。Excelの利用率は2024年4月調査時点で61.9%(Utilly調べ)これは利用率なので、普及率はさらに高い割合かと思います。また、組織内で個人が使用する分にはインストールなどの手間が不要である場合が多いかと思います。この普及率・簡便さでユーザーフォームと同等の機能を持ったアプリはありません(たぶん)。このユーザーフォームはExcelのブックとは別で動作するウインドウが立ち上がり、入力受付などに使用できますが、最小化・最大化ボタンが付いていません。例えばユーザーフォームとなにか別のウインドウ(ブラウザ等)とを交互に操作するといった場合、操作性が悪いと私は感じます。この操作性の改善への答えのひとつが、この関数かと考えます。 ※(私の)便宜上、関数と表記していますが関数ではありません。