
F0000021_ファイルダイアログを開き、複数の任意のファイルを選択させる
csvファイルを開くときのアプリケーションとしてデフォルトでExcelを選択している方は多いです。私のツールのユーザーを見ると、Excelとcsvとは同じデータだとして扱っている方が多いように感じます。例えば、基幹システムからデータ抽出するときにファイル形式をcsvかExcelかを選択できる会社があるとして、基幹システムから抽出したデータをExcelVBA(マクロ)に読み込み、加工・集計するというRPAツールを考えるとき、開発者である皆さんはcsvとExcelは明確に別物であると理解しているため、「csvファイルを選択する」よう説明文を入れればユーザーは素直に指示に従ってくれるように思うかもしれません。しかしそんなことはありません。「csvファイルのみ」という制限は理解されず、ファイルが表示されないという問い合わせを生みます。最初からcsvファイルもExcelファイルも選択できるように設計することがベターです。前置きが長くなりましたが、この関数はファイルダイアログを表示しマクロの実行者が選択した複数のファイルの絶対パスを取得することができます。