C0000011_シートオブジェクトの明示に関するガイドライン

シートオブジェクトの明示に関するガイドライン コーディングガイドライン

守るべきルール

シートオブジェクトを明示すること。

悪い例
 Range("A1").Value = "Test"

良い例
 ThisWorkBook.Worksheets(1).Range("A1").Value = "Test"

例外

  • なし

ルール制定の理由

シートオブジェクトを省略した場合「ActiveSheet」が省略されたものとみなされる。通常、マクロで操作中のシートは前面に出ており問題になることはないが、「DoEvents」などでユーザーの操作を受け付けるような処理があると、ユーザーの思わぬ操作により「ActiveSheet」が変更される可能性がある。また、シートオブジェクトの明示は可読性の向上にも寄与する。

バージョン管理

バージョン履歴更新日更新内容
1.0.02025/10/07公開

アスパLabではExcelVBAのコーディングガイドラインを開示しています

アスパLabでは、すべてのExcelVBA開発者へ向けてコーディングガイドラインを公開しています。個人のスキルと考えられがちなExcelVBAを他のプログラミング言語と同様、組織的に管理し、業務へ応用してもらいやすくするためのガイドです。もちろんこのガイドラインに従うかどうかは開発者の皆さんや組織の管理者の自由な意思で決めてください。

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