F0000038_ショートカットファイルを生成する

ショートカットファイルを生成する 関数リファレンス

この関数について

エクスプローラーに共有フォルダのパスを貼り付けてそこにおいてあるファイルをデスクトップに保存して編集してください・・・という指示を出すと、エクスプローラーとはなんですか?パスはどこに貼り付ければいいですか?と、聞き返されたことはないでしょうか?そのために目的のフォルダまで移動するマニュアルをスクショ付きで作成したことは?おそらくこのサイトの閲覧者にとっては他人事ではない出来事かと思います。私がこの問題に対して用意した答えは、フォルダへのショートカットを作成するツールを配布し、デスクトップに作成されたショートカットから目的のフォルダを開いてくださいという指示をすることです。マニュアルが不要になり、共有フォルダへアクセスできないという問い合わせは99%削減されました。この関数は、任意の場所に任意ファイルやフォルダへのショートカットファイルを作成することができます。

関数コピペ ~コードをクリックするだけでコピー完了!~



使い方 ①引数

■引数1:ShortCutPath
 ⇒ショートカットファイルの保存先を絶対パスで指定します。拡張子は「.lnk」。拡張子なしで渡しても補正はしてくれません。

■引数2:TargetPath
 ⇒ショートカットの対象(とび先)となるファイルやフォルダの絶対パスを指定します。

■引数3:WorkingDirectory
 ⇒ショートカット先のファイルが何かの特定のファイルを読み込む必要があるときにファイルが格納されたフォルダを指定します。Webブラウザなどのアプリケーションへのショートカットなどに設定されています。省略可。

■引数4:Arguments
 ⇒ショートカット先の起動時に渡すオプションを指定します。例えばWebブラウザ起動時に起動オプションを指定したりできます。省略可。

■引数5:WindowStyle
 ⇒ウィンドウの表示方法(1:通常表示、3:最大化、7:最小化)。省略可。デフォルトで1が渡されます。

■引数6:Hotkey
 ⇒ショートカットを起動させるショートカットキーを指定できます。これはショートカットがデスクトップやスタートメニューに配置されている必要があります。省略可。

■引数7:IconLocation
 ⇒アイコンファイルの場所と添え字で指定します。省略可。

■引数8:Description
 ⇒プロパティから確認できるコメント。省略可。

使い方 ②戻り値

この関数に戻り値はありません。ショートカットを作成し、終了します。

サンプルコード(クリックでコピー)






【結果】ショートカットファイルが作成されました

上記、サンプルコードを実行すると、GoogleChromeのショートカットがマクロと同じ階層に作成されます。このショートカットにはオプションが設定されており、chromeを新しいプロファイル(パスワード保存などが初期化された状態)で開きます。

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