この関数について
ExcelVBA(マクロ)では、高級なプログラミング言語と同様に文字列の操作をすることができる関数が用意されています。文字列操作で需要が高いのは文字列中の空白を削除する操作かと個人的に考えています。ユーザーからの入力を受け付けるときや、システムから抽出したデータを操作するときに、意図しない空白文字が含まれるということが少なからずあります。この関数はVBAの標準関数「Trim」では実現できない、文字列中に含まれつ空白を全消去できます。関数の中身はたった3行の非常に単純な内容ですが、この2行の入力の手間を省きたいという気持ちが、業務改善・効率化・品質向上の肝だと思います。
使い方 ①引数
■引数:target_str
空白を削除したい文字列を指定します。
使い方 ②返値
引数として渡した文字列から空白を削除して返します。
使い方 ③呼び出し方例(サンプルコード)
Public Sub Test_RemoveSpaceInString()
Dim sample_str As String
sample_str = "Far far away, behind the word mountains, far from the countries Vokalia and Consonantia, there live the blind texts."
Debug.Print RemoveSpaceInString(sample_str)
End Sub
【結果】文字列から空白文字がされました
上記サンプルコードを実行すると、英文内の空白がすべて削除され、非常に読みづらい文字列がイミディエイトウィンドウに表示されます。実務上では、Trim関数でカバーできないデータクレンジングに活躍します。
この関数は関数リファレンスからコピペ可能です!
この記事のタイトルを検索窓へ貼り付けて関数を検索してみましょう。 表示されたコードをクリックするだけでコピー完了! あとは自身で作成したモジュールに貼り付けるだけでこの関数を利用できます。サンプルコードもあり! 関数リファレンストップへ
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