このページの内容について
このページは、VBAエキスパート(ExcelVBAベーシック)試験合格講座の第二回記事です。公式テキスト第3章「モジュールとプロシージャ」の内容について解説します。自分でも手を動かしながら読み進めてください。
VBEの入力補助機能(インテリセンス)
オートコレクト
VBEには入力補助機能(インテリセンス)が用意されています。宣言済の変数や、VBAで最初から使える関数や定数はオートコレクト機能で入力ができます。
途中まで関数名を入力する
プロシージャ内で関数名を途中まで入力します。ここでは「Be」と入力しています。

「Ctrl」+「スペース」でオートコレクトを使用する
Beの後ろにカーソルがある状態で「Ctrl」+「スペース」を入力すると、関数名が自動で補完されます。「Be」の場合、候補が「Beep」しかないのでそのまま補完され、候補が複数ある場合は、候補の選択窓が表示されます。

関数を使ってみる(クリックでコピー)
Private Sub Test_IntelliSense()
Call Beep
End Sub
「Beep」は警告音を鳴らします。警告音はPCによって異なります。
エラー判定
ExcelVBA(マクロ)では、1文入力するごとに文法チェックをしてくれています。下記例では最後に「)」で閉じる必要がありますが、閉じずに他の行へカーソルを移動させるとエラーが発生しました。なおこのエラー判定は外すことができます。方法については「VBAで改行するとエラーが発生する」記事を参照してください。

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当サイトでは、オデッセイコミュニケーションズ社が運営する試験であるVBAエキスパート(Excel VBA ベーシック/Excel VBA スタンダード)の出題範囲をベースに用語や各種関数の解説などを行っています。試験合格に向けて必須と言われる公式テキストに沿って解説をしています。受験をするか悩んでいる方、テキストとは別視点の解説を見てみたい方、受験はしないがExcelVBA(マクロ)に興味がある方へ向けた記事です。
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