F0000004_指定ミリ秒数マクロの動作を停止する

指定ミリ秒数マクロの動作を停止する 関数リファレンス

この関数について

ExcelVBA(マクロ)の動作中に処理を中断したい場合はいくつかあると思います。開いたファイルが正しいかどうかを実行者に判断させてから次の工程へ進む、フォルダ作成やファイルの保存が完了するのを待ってから次の操作を実行する・・など。この関数は、主に、スクレイピング(Webシステム等の自動操作)などでサーバーからの応答を待つときに使用します。もちろんそれ以外の停止動作としても使えますが、解決したい事象にあう方法を選択しましょう。

使い方 ①引数

■引数1:millisecond
 ミリ秒単位で停止時間を指定します。「1,000ミリ秒 = 1秒」です。
 例)500 ⇒ 0.5秒動作を停止する。

使い方 ②返値

この関数に返値はありません。動作を停止させ、そのまま終了します。

使い方 ③呼び出し方例(サンプルコード)

Public Sub Test_SleepMillisecond()

Call SleepMillisecond(5000)
Call MsgBox("5秒経過しました ", vbInformation)

End Sub

【結果】マクロの動作が指定ミリ秒数停止します

サンプルコードを実行すると、5秒間動作が停止しメッセージを表示します。私は実務上この関数をWebスクレイピングの更新待ちにしか使ったことがありません。例えばユーザーに考える時間を与える意図であればメッセージボックスを表示する方がよいかと思います。

この関数は関数リファレンスからコピペ可能です!

この記事のタイトルを検索窓へ貼り付けて関数を検索してみましょう。 表示されたコードをクリックするだけでコピー完了! あとは自身で作成したモジュールに貼り付けるだけでこの関数を利用できます。サンプルコードもあり! 関数リファレンストップへ

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