F0000052_配列を結合する

配列を結合する 関数リファレンス

この関数について

ExcelVBA(マクロ)で同じフォーマットのブックが複数ある。それぞれのブックには同じシート名のシートがあり、シートに配置された表を結合して、別のブックに出力する・・ということを少なからず求められることがあります。各シートの表を配列へ格納し、結合、出力シートに貼り付けみたいな動きをよくするため作りました。この関数は配列を結合して返します。

関数コピペ ~コードをクリックするだけでコピー完了!~



使い方 ①引数

引数名参照省略内容
pre_tableVariantByVal不可配列を結合する際に、ベースとなる配列を指定する。この配列のあとに次に指定する配列をつなげて(結合して)、返す。
post_tableVariantByVal不可前に指定した配列に結合する配列を指定する。2次元配列を指定する場合は、前の配列と2次元目の要素数が一致している必要がある。
var_type_codeLongByVal返される配列の型を「VbVarType」で指定する。指定できる型は「CastArrayVariantToAnyting」関数に依存します。デフォルトはVariant型
base_indexLongByVal返される配列のBase(開始の要素番号)を指定できる。デフォルトは「1」

使い方 ②戻り値

状態内容
正常Variant結合した配列を返します。
例外Variant3次元以上の配列には未対応。空(未定義)の配列を返します。
エラーVariant①配列の次元数が異なる
②2次元配列の2次元目の要素数が異なる
③未定義の配列を渡す
上記の場合は、未定義の配列を返します。

サンプルコード(クリックでコピー)






【結果】配列を結合することができました

サンプルコードを実行すると2つの配列にランダムな値を格納し、それらの配列を結合します。結合した配列の中身をイミディエイトウィンドウに出力します。

関数リファレンスにはコピペで使用可能な便利関数を多数掲載!

関数リファレンスでは私が開発の中で必要になったコード部品を汎用化・関数化して公開しています。この記事で紹介した関数以外にもコピペで利用できる関数を多数用意しています。検索窓から必要な機能を検索してみましょう!解説記事も続々公開中。

Comment